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臼井先生のご冥福をお祈りいたします

星 「どうしても、形として残しておきたかったので、記事として書きました。
   興味のない方は、続きを見ないようお願いいたします。
   関係のない話をしたくないため、SS等もありませんので」
 
「今でこそもう、アニメも映画も見なくなっていますが、
 うちはちょうどクレヨンしんちゃんを見て育った世代でした」

「当時は下品なネタが多く、子供の成長によろしくないと思われたからでしょう、
 親から見ないように言われ、映画も映画館で見たことは一度もありません」

「ビデオのレンタルも当然で、テレビで放送した時のみ見ていました。
 本当は物凄く見に行きたかったのを覚えています」

「特に、ダメダメ大人のダメダメ攻撃~、とかいう歌があったのですが
 あの時は酷かったですね、あれでしばらく見れなくなりました(笑)」

「まぁ、実際うちも面白半分というか、笑うことを求めて見ていたので、
 それも仕方なかったことでしょうね」

「その認識が大きく変わったのが、
 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲
 という映画がテレビでやっていたときでした」

「あの当時、いろんなことに疑心暗鬼で、
 何で自分は生きてるんだろう?みたいなことを考える、いわゆる思春期だったんです」

「悩んでも考えても答えが出ない、その繰り返しに疲れていたとき、あの映画を見ました」


「その映画の内容は、
 20世紀博という、昔懐かしい特撮物やアニメを体験するテーマパークに大人たちが虜になり、
 子供がそれに振り回されるようになっているという話からスタートします」

「次第にその風潮はエスカレートし、テーマパーク以外でもテレビや街中にもそういった変化が起き、
 大人たちは家事も仕事も忘れて遊びほうけるようになります」

「そしてある日、大人たちは子供たちを置き去りにして、20世紀博に行ってしまう・・・」


「この計画の真の目的は、20世紀博から発せられる『懐かしの匂い』で、
 人々の『心』が生きていた昔に逆戻りさせ、今の汚い世の中を作り変えようというもの」

「うちも、この考えには非常に共感するものがありました、
 今の21世紀より、20世紀の方が輝いていたのではないか?」

「しかし21世紀を生きるしんのすけたちは立ち上がり、大人たちを連れ戻しにいきます。
 でも大人たちは子供たちのことを忘れ、子供たちを捕まえに襲い掛かってきます」

「唯一抜け出せたしんのすけは、姿までも子供に変わってしまった父親ひろしと会います。
 自分が父親だとわからないひろしに、しんのすけは靴を奪い取り匂いをかがせます。
 この辺はしんちゃんらしいですね!」

「その匂いに、そこが”昔”でなく”現在”であることを思い出し、ひろしは目が覚めます。
 この時の、ひろしの回想シーンで泣いたのは、はっきりと覚えています」

「田舎道を父親の自転車に乗せられていた懐かしい日、
 一人で自転車をこぐようになり、彼女と二人で自転車を押した帰り道、
 上京して会社員として働き、不慣れな中なんども頭を下げた。
 それでも励ましてくれる上司・同僚がいた。
 付き合い続けていたみさえと歩いた桜道、そして・・・しんのすけが生まれた。
 ローンで新居を購入し、今までにも増して働くのも、全ては家で待ってくれる家族のため。
 生意気だけど、何の遠慮もいらない、そんな関係はどれだけ居心地がいいだろう?」



「母親のみさえも意識を取り戻し、逃げようとする野原一家。
 しかし囲まれる一行は、主犯によって連れて行かれる」

「そこで告げられた内容とは、この状況の大元である『懐かしい匂い』を、
 町で暮らす集まった大人たちから集め、タワーの頂上から全国へと散布するというもの」

「そして、『未来を手に入れてみせろ』とだけ言い放つ主犯。
 野原一家は21世紀を生きるため、タワーを目指します」

「しかしそこに至るまでには数々の妨害、そして懐かしい匂いの誘惑・・・。
 自転車を奪い、車を奪い、何としてでも21世紀を目指す一家」

「エレベータは止められたらアウト、何と階段でタワーの頂上へ!
 しかし、エレベータからは追っ手が次々と襲い掛かってくる」

「そして主犯もまたエレベータで登ってくる。
 『家族と一緒に未来を生きる』という野原一家に、『つまらん人生だったな』と吐き捨てる」

「閉じようとするエレベータに顔を突っ込み、時間を稼ぐひろし。
 『家族がいる幸せは、あんたたちにも分けてあげたいくらいだぜ』
 この言葉の意味も、ほんの少しだけなら今はわかる気がします」

「そして、この光景は町の大人たちの前にも映し出され続けていました。
 大人たちは足を止め、手を止め、野原一家を見守るようになります」

「ひろし、みさえ、ひまわり、シロ、皆しんのすけが先に進むために足止めになります。
 無常に登るエレベーターを、何度も転び、ボロボロになりながらしんのすけが追いかけます。
 もはや感覚もなく、慣性に振り回されるがままに、螺旋階段を何度もぶつかりながら・・・」

「その長く感じてしまうシーンの中、自分にここまでして未来を生きたい気持ちはあるだろうか?
 それはありませんでした。でも、しんのすけを応援する気持ちはありました。
 一見それは矛盾しています、未来を生きる気持ちがないのに、未来を生きる人を応援するのか?」

「エレベータの最上階、しんのすけは必死で足にしがみつき止めようとします。
 しかし振り払われ、装置のスイッチが押されようとしたその時・・・。
 町から集められている匂いがどんどんと無くなっていきます」

「町の住人たちが、野原一家を見て未来を生きたくなったのです。
 そこでさっきの矛盾が繋がりました。うちも未来を生きたくなったんだ、と。
 『どうして醜いだけの現実の未来を生きるのか?』 しんのすけが問われ、答えます」

『オラは大人になりたいから!』

「大人になること、それが大きな可能性として、今できないものがたくさんできる存在として、
 しんちゃんは見ているのでしょう。・・・うちだって、そうだったはずです」

「そして、犯人は全ての計画が失敗に終わり、20世紀と共に消えようとタワーから身を投げる・・・」

『ずるいぞ!』

「しんのすけの一声と共に、一羽の鳩が羽ばたいて二人の体を押し戻す。
 『死にたくない』そう言い、泣き崩れた」

「この直後、バンジージャンプならオラにもやらせろ!という辺りは、
 いつものしんちゃんでしたけども(笑)」



「本当に数多くのメッセージがある作品だと思います。
 これを見た頃には、もうしんちゃんは見てなかったですし、本当に偶然気まぐれで見ただけでした」

「ですが、この作品から得たものはうちの中で根強く息づいています。
 うちのペットたちと暮らす日記の中にも、それが詰められています」

「この物語に巡り合えたこと、そして生み出してくれたことに、最高の感謝の気持ちを込めて、
 臼井儀人先生の冥福を祈らせていただきます・・・」

「先生、ありがとうございました!」

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